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私たち市民と野党は共謀罪(テロ等準備罪)に反対です!街宣
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今日2017年5月19日 衆議院法務委員会で「共謀罪」が数の力で強行されました。
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せんきょ春 Cafe ~経済のおべんきょう~ 本当に財源ってないの?編 質疑応答
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せんきょ春 Cafe ~経済のおべんきょう~ 本当に財源ってないの?編 上田さち子さん
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せんきょ春Cafe  ~経済のおべんきょう~ 本当に財源ってないの?編 岡田直樹さん
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私たち市民と野党は共謀罪(テロ等準備罪)に反対です!街宣
私たち市民と野党は共謀罪に反対です!情宣

5月19日、衆議院法務委員会で共謀罪が強行採決されました。

国会中継見ても、わたしたち国民には共謀罪が関係がないかのような答弁がなされています。

NHKは昨日の法務委員会での強行採決を報道しませんでした。

わたしたち国民には、この法律の危険性がなに一つ正しく伝えられず、安倍首相はオリンピックを政治利用して、この「共謀罪」法案を国民が気づく前に、通してしまおうとしています。

だから、わたしたちは野党5党のみなさんと街に出て、市民のみなさんに呼びかけようと思います。

お近くにお寄りの節は、覗いてみてください。

会場となる高松ひなた緑地公園はガーデンズの向かいにあります。

公園だから子どもたちも遊べます。

お買い物がてらにお寄りください。

5月27日(土)13時~14時
西宮北口 ガーデンズ前 高松ひなた緑地公園
私たち市民と野党は 共謀罪(テロ等準備罪)に反対です!街宣

共催: 野党は共闘!西宮芦屋市民の会(準)、みなせん@西宮・芦屋
連絡:藤岡 080-5713-8335
   ヤギ 090-6380ー2083

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[2017/05/20 10:05] | 取り組み | コメント(0) |
今日2017年5月19日 衆議院法務委員会で「共謀罪」が数の力で強行されました。
2017年・5月19日(金)衆議院法務委員会で数の力(自民・公明・維新)で共謀罪の法案が強行採決されました。
共謀罪法案に反対する法律家団体連絡会がすぐに反対の声明を出しましたので、貼り付けておきます。

衆議院法務委員会における共謀罪の採決強行に抗議する声明1

声明2


[2017/05/19 15:15] | 取り組み | コメント(0) |
せんきょ春 Cafe ~経済のおべんきょう~ 本当に財源ってないの?編 質疑応答
全体写真

質・疑・応・答

大和さん
みなさんからの質問で、お二人に答えて頂くという形でいろんな質問をぜひ出して頂いて、答えて頂くという形にしたいと思います

Nさん 
ベーシックインカムについて、岡田さんはどう考えておられますか?

岡田さん
ベーシックインカムはそこまで研究できていないので、非常に難しいと思っている。経済は生き物なので変ないじり方をすると、とんでもないことが起きる。

サービス残業の規制を主張しているが、そのためにはいくつかの条件があって、その前に量的緩和を絶対にやめないといけない。なぜかというと、お金がジャブジャブ日本銀行にたまっている状態で、サービス残業の規制を強化すると、市場に流れていくお金が増えていく。その分給料も増えるが、物価も上がる。簡単に言えば、ハイパーインフレーションの可能性が極めて高いので、その前に量的緩和をやめないといけない。

ベーシックインカムはそういう意味できちんと収支があってうまくいく経済システムなのかというと、シミュレーションしていないのでわからないが、現状ではこわいところがあるかなと思っている。
金額にもよるが、例えば最低限生活ができる13万、15万もらって生活すると、そうすると例えばだれも働かない。働かないと、生産量が減るので物価が上がる。そうすると15万円ではやっていけないのでさらに150万円にしようということになり、おかしな話になりかねない。

例えば、障害者雇用は労働条件が非常に悪い。なぜかというと、年金があるのでこいつら買い叩いてもいいだろうという感覚で企業が買い叩く。逆にサービス残業とかをそのままにした状態でベーシックインカムを導入したら、お前らお金もらってるのだから、ただで働けよ、ということになりかねない。

現状で経済の根幹をいじってどうにかしようというのは、ちょっと危険だと思っています。でもそれは私の現時点での感覚的な問題です。


将来的にはベーシックインカムの導入は必要だと思っている。
なぜかというと、人間型ロボットが何年かしたら導入される。ロボットも働くようになる。50年先とか、人が働いてロボットが生産してくれているのに、働かないとお金もらえないと経済成り立たない。働いた分を国からお金もらってやっていくというシステムが必要になるのでベーシックインカムは導入する必要が出てくると思うが、かなり先の話になる。現状ではベーシックインカムを導入できる経済的条件は満たされていないと思う。

Nさん 
ありがとうございました。

Kさん 
岡田さんのお考えには共感しますが、日本の財政は、アメリカや多国籍企業の影響によって悪化している面も大きいと思うので(例えば、日本の外貨準備の大きな部分がア
メリカ国債だが、これを売却することができないので、事実上資産価値がなく、日本の財政状況は表に出てくる数字以上に深刻であることなど)、その対策も講じないと日本経済が破綻してしまう恐れがあると思うのですが、いかがお考えでしょうか。


岡田さん 
ずっと日本会議とかを15年ぐらいウオッチしているのですが、安倍政権はみなさん、アメリカの言いなりだと思っているかもしれませんが、この二つは意図も戦略も違う。

例えば、TPPもアメリカの言いなりにやっているなっていると思っていて、私もさすがにTPPはアメリカの意向だろうと思っていたら、なぜかトランプになってもTPPをやりたがっている。安倍政権がどういう世界戦略を描いているのか、それがアメリカの意向に一致しているのか、反しているのか、あるいは一時的に戦略的互恵関係あるのか、その辺精査しなければならない。

最終的には、安倍政権って戦時中の支配者層の末裔が、日本で海外で何をしているのか、そういうことを調べていくと、確かに岸信介とか笹川良一とか、巣鴨プリズムに入れられてあるとき釈放されて一時的に手を組んだ。手を組んだのは、お互いの利害が一致したからであって、つまり、中国が共産主義になったということがあって、日本も共産主義に対する防波堤に使わなければならない、つまり支配構造をそのままにしておく必要がアメリカにはあったから、そういう戦時中の支配者層をそのままにした。
少なくともアメリカは日本を潜在的に敵視している。だから、国連では敵国条項がまだある。
だけど利用している状態。逆に安倍政権側としては、面従腹背状態。

詳しい証明は今はしませんが、経済の問題に関して言えば、国内の失政。ただし、国債に関してはアメリカ側が日本に買ってほしいという圧力はある。 少なくともバブルにかけて、貿易摩擦のときにアメリカの意向があったのは確かだと思うんですが、そのあと、日本国内で失政に失政に重ねて、ある種の戦時中、戦前中のメンタリティーで「働けば働くほどうまく行くんだ」という成功体験を持っている経営者たちが、「今うまくいってないのは、若い人達が働いてないからなんだ」、と思い込んで今ブラック企業の体制ができていると思っている。」

第一次安倍政権」の時に経済界のバックについていたのが、御手洗会長ですが、彼はホワイトカラーエグゼンプションを推進してきたが、彼は改憲派で徴兵制を復活して、みんな自衛隊に入れろ、若者の心根を根本から叩き直せと言っていた。
アメリカの国家戦略に則っているのかというと、僕はそうではないと思っている。

一般論ですが、世界情勢とか経済とか見るときに、それぞれのプレーヤがそれぞれの別な意図をもって動いている結果がこうなんだというふうに考えて頂く必要があって、アメリカのいいなりなのかというとそうではない。ただし、アメリカ側の意向の影響がないわけではない。税制改革要望書とかありますので、その辺を丁寧に見ていかないといけないと思っている。



上田議員
財政面から見た場合、「アメリカいいなり」であるとともに、国内においては「財界の番頭さん」という形で動いているというのが歴代自民党政権のやってきた中身だろうし、ここにきて格差が拡がり、借金まみれになってきている。

例えば、戦争法ができて新ガイドラインができました。それと日本の軍事費が聖域化されてどんどん軍事費が増え続けている。軍事費は10年間ぐらい見越して買う。今年の5兆1251億円で済むものではない。今年契約したものはこれから先10年間債務負担で払い続けなければならない。そんなものがたくさんある。それが加速し続けている。
新ガイドライン、アメリカの世界戦略というプログラムの中で、日本が果たす役割、こんな装備をしろと言われたら、それにいいなりになってそれに必要な軍事費を予算がなくても出さなければならない。

長野に娘がおりまして、教員をしておりまして新学年になっておさんどんを手伝いに行っていたら、臨時ニュースでシリア攻撃が流れた。世界戦争になるのではないかと、とても恐ろしい思いで聞いていた。アメリカの言い分としては、軍需産業の要請がある。武器弾薬をどこかで使いたい。どこかでドンパチやりたい。そのお先棒克がされているのが、日米新ガイドラインに基づく、日本の財政を食い物にする安倍さんの予算だと思います。

もう一方で日本の経済がたがたにするのは、大企業さえ儲かればよいというので、税金はまけてやる、日銀から企業が持っている国債を買ってもらって、企業はそれを現金化する。
それが労働者に賃金として払われたらいいが、内部留保で貯めていく。こういうことをやっていけば、日本の経済お先真っ暗。ここにメスを入れないと私たちはいつまでも浮かばれない。

これを変えるのが政治の力だと思っている。そのためにも、ここにいるみなせんの皆さんが一緒に頑張っていただき、もちろん私ももちろん頑張っていきたいと思います。
アメリカいいなり、財界いいなりのやり方を変えていくというのが日本共産党の考え方ですし、わたしもそう思っています。

質疑応答

Fさん
企業の論理が先行して、労働者は給料下がっても企業が生き延びなかったら、どうにもならんのやということで、企業は労働者に圧力かけるということになってきた。それがもとで低賃金もできるし、ある企業は分割してそれぞれに社長をおいて、労働者をがっちり押さえつける。労働組合が弱くなってきた。低賃金の労働組合が新聞に載らない。全労が自民党と話したりしますが、ほとんど労働組合が闘ったという記事は読んだことない。10数年前はストライキもあったが、全くない現状がある。

「低賃金は人権の問題」だということを言っておられるが、人権の立場で押し上げるということもあるが、働くものがどんな立場におかれているのか、企業の論理に押しまくられたら、完全に今その姿になっている。
企業がしっかりしていなかったら、社長は首を代えられるので、社長は何とかしたいから必死になって労働者を押さえつけて搾取する立場をとる。組合は御用組合になる。ややこしいこというたら分社してしまう。

組合も組織化されていない。こんな状態おいといてなかなか世の中変わらない。
連合とかの組合の上部にいる人は、資本家と同じ考え方している。
「人権の問題」と言われたが、国民が自分たちの問題として考えていない。
大企業優先社会を変えるということに意識しっかり持たなければ、解決できないのではないか?

岡田 
完全に同意します。労働者が連帯するという仕組みがなくなってきているので、その状況を何とかしなければいけないなと思います。
今までの労働組合とは違う形のユニオンさんとかの力が弱くなってしまったのが最大の原因だと思います。


Tさん 
今、政治は最悪の状態で、選挙のたびに安倍政権は経済政策を前面に出して勝ち続けている。野党がそれに対抗しうる経済政策をきちんと出さないことには同じことを繰り返す。そういう危機感を持っている。

どんどん社会保障が削られていく中で、上田さんから税収を増やすための22兆円の財源源確保が出されている。ただ、私たちは誰を対象に訴えていくのかといえば、ほとんど選挙や政治に無関心にならざるを得ない忙しい人達をどのようにして我々の方に向けていくのかということを考えた時に、具体的に、例えば若い人には「こんな政策があるよ」、高齢者には「これがあるよ」というようのものを具体的に両者に示すことが必要。

軍事費を半分にというのは大賛成だが、多分、今の中国の脅威や北朝鮮のミサイルと言う中で、一般市民に訴えていくスローガンのようなものを、柔らかい形でほしい。それと、消費税に関しては、野党の中にもいろいろ論議があるので、野党が本当に共闘しないことには絶対勝てないということを実感している。同じことを繰り返さないための政策を作っていくことを望む。


大和さん 衆議院選に向けての共産党がどのように考えているのかを聞かせて下さい。

上田さん
時期がいつになるか分からない今度の総選挙は、とても大事だと思うんですね。野党の皆さんと市民の皆さんとの共闘が、ようやく始まったところですよね。まだまだ第一歩ですから、これからそれを本流にしていくのが総選挙だと思います。今言われたように政策をどのように分かりやすく具体化して、目に付くようにしていくかはとても大事だと思うんですね。

共産党もいろいろ工夫しているが、まだまだそこまで成功してない。
例えば、思いやり予算を無くしたら保育士さんの給料を5万円上げられますよ、というような分かりやすいフレーズでやっていくことが大事でしょう。

先程示した税制の改革というのは、ほとんど大企業と資産家に対する、これまで優遇しすぎたもの、下がりすぎてきたものを元に戻せば、あれだけの税金が収入として上がりますよ、ということです。
それが私らにかかってくるのではないかと思ってしまう人があればいけないので、それをもう少し分かりやすく、庶民に対してではなく、ここに問題があるよということを言っていかなければ、と思います。

また、野党共闘が実現すれば、それはそれなりの訴え方があるでしょうが、まずは共産党の政策をはっきりさせて、政策で野党の皆さんと一致させていく、消費税については10%をどうするのか、上げさせて良いのかをまず決めなければいけない。税制の問題でも、一つ一つ詰めていくのが今の大事な作業だと思うんです。それ抜きに、一緒になってやればいいということでは今度の総選挙はアカンと思います。お互いにやる気になる共闘のスタイルをこれから作り上げていかなければと思います。


そのためにも市民の会の皆さん、みなせんの皆さんのこういった催し、私は今回のこういう感じの取り組みに出席させていただいたのは初めてなんですが、とても新鮮な思いで出席させてもらっていますが、こういったものが街角のあちらこちらで政治談義がされていけば政治が変わっていく可能性が拡がっていくと思います。私自身は候補者として野党共闘に向けて一生懸命私は何が出来るのかということで努力をしていきたいと思っています。

岡田さん
私も野党共闘派というか、野党共闘をずっとやってきました。
野党共闘を公式に持ち上げる時に、私も多少貢献した部分がある。
一つ、今のお話で考えていただきたいことがあります。共産党の方も含めてですが、マーケティングという観点を持って頂きたい。
例えばこういう言葉を言った時、こういう反応が返ってきた、返ってこなかった。あるいはこういうチラシだったら見向きもされなかった。でもこういう言葉で言ったら伝わった。それらを分析して、こういうふうな言葉じゃなく、体感できる言葉が必要なんだなとか、今忙しいからなんだな、とか、大声を出したら皆聞いてくれないなとか。チラシの渡し方にしても、一つ一つリアクションを見ながら、どういうふうにしたらいいのか、街行く人の意識を探っていってほしいと思います。

例えば、先程私が見せたグーグルトレンドというツールをブログに書いたことで話題になったことがあるが、グーグルトレンドというツールは、どういう時期にどういうキーワードが検索されているのか、人の心に突き刺さったのかを知る上で助かるツールです。
あるいはツイッターでどういう言葉がどれぐらいリツイートされるのかということを調べると、例えば、稲田朋美が森友学園の弁護士をやっていたのは野党のワナだったと思っている人が日本人のマジョリティを占めているというとんでもない状況が分かったりするんです。その中で、そういう人たちにどういう手を打っていけばいいのか、最終的には誠意を持って、それを探っていき、そのノウハウを皆さんで共有して、少しずつブラッシュアップしていく。
そういう視点を持っていくことが必要ではないかと思います。マーケティングというものを、ビジネスの世界ではいくつもツールがあるので、そんな観点で選挙に向けて考えればと思います。

大和 ありがとうございました。
~お・し・ま・い~



[2017/05/06 10:43] | 取り組み | コメント(0) |
せんきょ春 Cafe ~経済のおべんきょう~ 本当に財源ってないの?編 上田さち子さん
上田幸子さん

日本共産党 上田幸子さんにインタビュー 

聞き手 安保法制に反対するママと家族と有志の会 西宮らへん 大和陽子さん
20時~20時30分まで


大和さんインタビュー2 (1)



大和さん
上田さんは、1987年4月に西宮市議会議員に当選されて8期ということですが、30年以上西宮市議会で議員をされたということなんですが、上田さんのポスターを拝見しましても30年やってこられたとはとても思えないのですが、私もニューカマーで5年前に引っ越してきたので、そんな長い経験がおありだとは知らなかったのですけれども、お孫さんもいらっしゃるということで、お母さんとしてもお子さんを育てながら市議をやってこられたということでよろしいでしょうか?

上田議員
その通りです。30年前に一斉地方選挙がありまして、初当選をしたのですが、その時に二人娘がおりまして、小学生と中学生でした。その子供たちを育てながらということですね。もちろん、その時には連れ合いもおりますので、寄ってこってということで。

大和さん 
当時女性市議は多かったのですか?また、女性の市議会での活動についてやりやすかったことや、また反対にやりにくかったこと、子どもを育てながらの議員活動についての思い出など教えていただけますか?

上田議員 
女性の市議の割合は、昔からあまり変わっていませんね。
今日も一色さんもお見えなのですが、6人から7人はいましたね。
私は女性だから男性だからという気持ちは全くなく、市会議員というのは同じ目線で同じ立場で、女性であれ、男性であれ、くらしのこと、平和のことさまざまに論じあえるという立場で頑張ってきましたので、あまりそういう意識はしていません。
がこういうことがありました。

今は市全域で下水道は普及していますが、私が議員になったころは、下水道を推進しなければならない頃だった。下水道の補助金を国にもらいに行こうということで、下水道を進めるための議員連盟ということで、全議員が入っているのですが、東京に陳情に行ったりする。
甲子園の浜に浄化センターができていますが、竣工式のことを思い出します。当時、男性議長が「下水道の推進のために、女性議員を連れて国会に行った」という挨拶をした。


私たちピっときまして、こんなんほっとかれへんで(会場から笑い)ということで、帰ってすぐに女性の議員が集まって抗議に行こうということになりました。発言の取り消しを本会議でやってもらおうじゃないか、ということで動きまして、本会議で議長は陳謝をしました。全般的に女性に対する見方は少し差別的なところがあったのではないかなと思います。女性だから損をしたというようなことは、私の場合にはありませんでした。

大和さん
 まさかの発言ですが、私も今ぴりっとしました。おそらく今はそんなことを言う議員さんはいらっしゃらないだろうと期待したいと思います。

最後に 「今回は経済のおべんきょう 財源ってほんとにないの?」というタイトルで、上田さんにも共産党の財源の考え方について、数字でご説明していただきたいということで期待しております。
私たち国民はマスコミや政治家によって、「財源がない」と聞かされているので、それだったらどうしたらいいんだろうと思ったりするのですが、聞くところによると、金融資産は一千八百兆円と言われています。国のお金を回していったらいいのかと、ここからは上田さんにマイクをお渡しして、共産党の財源の考え方について説明いただきたいと思います。それでは上田さんよろしくお願いします。




「国の財政のあり方は、これでいいのか?」
                             日本共産党兵庫7区国政対策委員長 上田さち子さん


上田議員 
改めまして、こんばんは。ご紹介いただきましたわたくし日本共産党の兵庫7区国政対策委員長として、この1月から活動をしているところでございます。
30年前に西宮の市会議員を開始しておりましたので、今では議会の中では歳の上から3番目ということで、局長さんたちが私より年下になりました。
長いこと、市会議員としても活動させていただいております。

今日はみなせん@西宮・芦屋ということでお招きをいただきましたので、改めて国の財政のあり方これでいいのか、さきほどの岡田さんのお話も伺わせていただいて、共通点がたくさんあるなと思いました。要するに国民の懐が冷え取ったら経済は回らんのやということだろうと思います。
資料としてグラフも用意しています。
ちなみに西宮市の2017年度の予算をニュースにしたものもあります。

1、2017年度の国の予算の特徴

国の予算97兆4547億円 西宮市の3180億円  西宮の財政規模の300倍が国家予算。
新年度予算の特徴

① 「アベノミクス」と「消費税頼み」の行き詰まりと破綻。収支に四苦八苦している予算である。
アベノミクスで生活が良くなったという方はいらっしゃらないと思います。

アベノミクスとは
〇大胆な金融政策進める。
〇税制を変えていく。国債をどんどん発行。
〇規制緩和。色んな縛りを取っ払う。

大企業とか富裕層の方々の儲けを増やすために、アベノミクスというものがこの間取り組まれてきた。

その結果どうなったか?
〇 新年度予算では税収が1兆7740億円も落ち込んでいる。
〇 帳尻を合わせるために、国債を追加発行、1兆8526億円。

実質賃金が下がっている。右下下がりになっている。(図1名目賃金と実質賃金の推移)

アベノミクスは大企業が儲かったら、そのポタポタとおこぼれが労働者に落ちてきて、それが賃金に跳ね返ってくるんだと安倍総理はよく説明しているのですが、ほとんど労働者には還元されない状態が続いている。

家計消費はどうなったか?
〇 家計消費支出の推移→2年間連続して前年比で落ち込んでいる。(図2)
賃金が上がらないから、物を買わなくなっている。

アベノミクスはどこにいってるのか?

図9)大企業・資本家に優遇→資本金別の法人税負担率

10億円以上+連結→法人税率12%
1000万円まで→法人税率18・0%
500万円まで→法人税率18・8%
200万円まで→法人税19・3%
※中小企業よりも大企業が法人税は安くなっている。

図15)申告所得階級別の所得税負担率

1億円→28・7パーセント これがピークになっている。
100億円超では17・0%
※たくさん儲けている人ほど、所得税の負担割合が減っている。大企業と資産家に優遇している。

国の借金はどのくらいあるか?

国の借金→838兆円。日本の税収の15年分の借金をしている。一人当たり664万円。
そういう中で家計の消費は2年連続マイナス。消費税8%になっても全然景気はよくならないという状況が続いている。
とうとう、10%の消費税引き上げ時期を2年半延期せざるを得なかった。
これだけ見ただけでも、大企業だけが儲ければいいんだ、大資産家だけ儲かればいいんだというというやり方では立ち行かなくなっている。大破綻だということがお分かりいただけると思います。

消費税は法人税減税の穴埋めに(図16)
消費税導入29年 累計349兆円
法人税の減税280兆円を超えている。
※消費税をとっているが、その分法人税の減税で穴が開いたところに埋めている。

戦争する国づくりで大軍拡・・・5年連続で軍事費増(5兆1251億円)
アメリカの武器会社から爆買い。アメリカ軍と一体になって戦争するための武器を発注している。
アメリカのイージス艦を守るための護衛艦を(日本は必要ないはずなのに)購入している。
オスプレイ40機購入予定。
思いやり予算3985億円(前年比236億円)
税収が足らなくなっているのに、軍拡でどんどん税金使っている。結局私たちのくらしに予算ですよね。

昨日、国会で介護保険法の改悪を強行しました。
利用料、現役並みの所得のある方は、2割から3割になる。
70歳以上の医療費、1割から2割、3割になる。高齢者いじめが行われている。
文教予算(文化・教育に関する国家予算)も13億減っている。
中小企業対策費も毎年減らされている。

逆立ちしているなという日本の財政構造が、ということを強く感じた新年度予算でありました。
では日本共産党はどうするのか?


2 「消費税に頼らない別の道」・・・日本共産党の財源提案
消費税頼みでは景気はよくならない。きっぱりと決別する。


「日本共産党の税制改革による財政確保の見込み額」の表をごらんください。
大企業優遇税制 4・0兆円・・・例えば、トヨタが新しい車を開発するのに、研究開発で300億必要。→そのうちの1割は法人税から額そのものを引いてあげましょう。
法人税そのものは大企業が12%でしょ。中小企業が20パーセント。これをもとに戻す。研究開発減税はしない。そこで4兆円。
法人税率引き下げをやめる。中小企業は除く。→2兆円。
所得税、住民税、相続税→応能負担にする。

富裕層ってどんな方が知ってはりますか?(会場 笑)

富裕層122万世帯。
ここに272兆円の純金融資産がある。(ローンなどを差し引いたもの)
(5億円以上の資産を持つ人→超富裕層 +1億円以上5億円未満→富裕層)
3000万円未満→4173万人世帯
122万世帯は日本の世帯の2%です。
2013年から2015年にかけて増えている。
なぜか?減税によって、株式などの配当金などの減税している。
株で儲けた金を株式譲渡益と言う。10%→30%をしただけで、1兆円の税収見込み。
こういう税制改革をすることで、22兆円の税収が増える、というのが日本共産党の財源論の一つ目です。

もうひとつは、働き方の改革をする。
非正規から正規へ。残業代は支払う。上限決めて45時間にする。働いた分だけ賃金を払う。賃金が増えれば消費も増える。賃金が増えれば所得税も増える。
自然増の20兆円(10年ぐらい継続して)を足して40兆円の財源が生まれる。
今ぼろぼろになっている社会保障のために使わせる。
軍事費については、5兆円の半分の2・5兆円にする。
自衛隊の方々の賃金などもありますから、一度に削ることはできません。

思いやり予算3985億円はすべてなくす。これを使えば、30万人分の保育所ができる。保育士の方に賃金5万円のアップできる。3万円の奨学金を100万人の学生さんたちに提供できる。

日本共産党の財源論というのは、税金の集め方を今の大企業、資産家に優遇をやめて、能力に応じて税金を負担してもらうということと、その財源を使って税金の使い方を見直していく。そのためにも働き方改革をすすめることが大切だと思っている。
新年度予算から見ました、日本の財源のあり方の歪さと日本共産党の財源論、財政とはこうあるべきではないかというお話をさせていただきました。
どうもありがとうございました。

日本共産党 財源資料1
グラフ2





[2017/05/05 20:56] | 取り組み | コメント(0) |
せんきょ春Cafe  ~経済のおべんきょう~ 本当に財源ってないの?編 岡田直樹さん
経済のおべんきょう ほんとに財源ってないの?


4月13日
19時開始
 今日はみなせん@西宮・芦屋の春(せんきょ)Cafe―経済のおべんきょうーにお越しいただきありがとうございます。 共同代表の八木です。よろしくお願いします。

 私たちは日々財源がない、この国は借金だらけだと脅かされ続けています。この「財源」をキーワードに、岡田さんには経済政策のご提案をしていただき、上田さちこさんには日本共産党の財源を数値化してお話いただきます。そのあと、30分間の質疑を設けますので、私たち市民と政治家が一緒に「財源」について考え、わたしたちの暮らしにつながるような政策を考えるために、継続してこのような機会を持ちたいと考えています。
では岡田さんよろしくお願いします。


政策提言「サービス残業亡国論」  岡田直樹さん

19時~
初めまして。
岡田直樹と申します。
私、肩書きのない市民なのですが、みなさんにおいでいただいてお時間いただけること、恐縮です。ありがとうございます。
せっかくなので、経済の話だけでなく、選挙の話、憲法の話、今噂になっている日本会議
の話、そういったものがどういうふうに繋がっているのか、経済というのはそもそも何なのかというところから、お話していきたいと思います。
私は1977年生。豊中市生まれです。
京都大学大学院の人間・環境学研究科の博士課程でカール・マルクスの社会哲学・社会システム論を専攻しておりました。
今はIT系の自営業をさせていただいております。

「日本経済と労働の実態」
一人当たり名目GDPです。
この20年間のグラフです。経済停滞していたのは先進国の中で、日本だけなんです。
経済学者やエコノミスト、財界の人などが、政府の人だとか、好きなこと言っています。
「資本主義の終焉」や「人口構造」「グローバル化」「ネオリべラリズム」といった一般論ではなく、日本固有のメカニズムがあるはずです。

どんなことでも、原因を特定してはじめて改善が可能になる。
なぜ日本だけこんなことになっているのか、誰もきちんと説明していません。
一般論ですが、原因があって結果があるわけです。
診断があって初めて、治療ができる。
日本人が貧しくなった理由は、日本人が働きすぎだからです。
日本人は懸命に働いている。
お金が足りないのだから、お金を刷ればいいんじゃないかとか、痛みを伴う構造改革とか、適当なことを言っている。
今日お話ししたいことは、第一に経済の問題とは、お金の話であると思われるかもしれませんが、「人権」であり、「生命」の話であるということです。
日本人が貧しくなった理由は、「人権」を大切にしないからだ。
日本人は懸命に働いているが、貧しくなっている、
それは、日本人の生産性が悪いからだとかよく言われるがそうではない。
本当は働きすぎるから、貧しくなっている。

私のツイッターです。

「日本人は働きすぎ「なのに」経済は回っていないと言われる。だけど、ほんとうの因果関係は、働きすぎ「だから」経済が回らない。
ここに日本人の社会認知の歪みが現れている。個人を犠牲にして社会貢献することで経済が発展する、と企業の批判者さえ未だに信じているのだ。これが経済衰退の根本原因だ。」

3万2千リツイートされている。
見た人が280万人。
いいね、が17000人。
とんでもない数のリツイートがされています。

さきにもどれば、働きすぎると貧しくなるのか?(;゜0゜)

当たり前の話。
どれだけ働いて物を作っても、買う人がいなければ経済まわらない。
例えば、トヨタとか「若い人はなぜ車を買わないんだろう」とか言って、市場調査とかしてるんです。
なぜ買わないか?    
お金がないからなんですよ。
当たり前のことが、今一つわかっていない。

私は、経済問題に特化していなくて、森友問題、原発問題、などツイートしているが、圧倒的に反響があるのは、労働問題です。
圧倒的に労働問題です。
3万リツイートというのは、右から左までが反応しないとそうはならない。
ネトウヨから労働者から経営者まで共感しないと得られない数です。

若い世代にとって、労働問題は切実だ。
労働と生活の苦しさについて、若い世代の人は、どうしてこうなっているのかという説明と、救済を求めている。

「中国共産党が民主党と共産党を操って、日本を守ろうとしている安倍政権を必死になって叩こうとしている」と信じている人が多い。
そういう物語を流した人がいるわけで、主に日本会議が中心だと思うんですけれど、2ちゃんねるを恣意的に編集した「まとめサイト」の影響が20代については一番強い。
40代、50代以上はテレビの影響が強い。

まとめサイトなどを流している保守速報などは、自民党や日本会議系などの人脈から来ている可能性が濃厚です。
ただし、そういう物語が支持される現状があり、その背景に理不尽なまでの労働の実感がある。
安倍晋三という人は、反日の理不尽さに立ち向かう人として立ち現れる。
だから、安倍政権の個々の政策は全く支持されていないのに、支持率は50%を切らない。

 ツイッターアンケート
安倍政権を支持している。安倍さんは日本のために頑張っている。野党は足を引っ張ろうとしていると考えている。
日本人の相当の人が森友学園の問題などでも、安倍の足を引っ張ろうとして、辻元清美が森友問題をでっちあげたんだという話になってしまう。ネトウヨだけでなく、日本人の相当部分が野党がだましたのだという物語に乗っかっている。

 「グーグルトレンド」というトレンド検索数を調べるもの。
このキーワードで調べた人の割合をグラフ化、数値化してくれるツールです。
「働き方改革」がどれぐらいのトレンドか調べたいと思う。→過去1年間で2016年7月末から上がって、1月に入ってからぐっと伸びている。
安倍政権の支持率が上がるのが7月ぐらいで、「働き方改革」の支持率も上がっている。
働き方改革が安倍政権の支持率が高止まりしている原因ではないかと思っている。
みなさん、ご存じのとおり安倍さんの「働き方改革」はまやかしで、月100時間で合法とした。
第一次安倍政権で進めたのがホワイトカラーエグゼンプション(一定年収の労働者には残業代ゼロ)
経団連は400万円以上。
単に残業代を払わないというだけでなく、労基法の無効化を狙っている。
まさに、ブラック企業合法化です。
第二次安倍政権でも、ブラック企業の合法化、労働基準法の改革が出されている。この本質は変わらない。
第二次安倍政権以降「働き方改革」を進めていてるが、これは口先だけなので、ブラック企業を合法化したいんだということをきちんと伝えれば、ひっくり返る。

参議院選のとき、一人で「STOP ブラック企業合法化法案」「与党が勝つと残業代ゼロ」と書いたものを掲げて立っ(ぼっちスタンディング)ていたら、3人に一人はこちらをじっとみる。ひとりで立っているときは声を出さない。そのうち、看板を見て調べだす。そのぐらいインパクトがある。
無党派層から野党が積極的な支持を得るためには、私たちが人権の立場に立って、「反日勢力が日本を貶めようとしている」なんて無理やりの物語を「日本会議」よりも積極的な救済物語を提示するしかない。

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「日本人はこんなに貧しくなった。」
正規職員 平均年収1998年 419万円→2014年 361万円

「働きすぎる日本人」
男性1986年、残業は週5時間弱だった。
2006年では週平均13時間。週5日で一日2時間残業する。
一日当たりの労働時間のグラフ→段々上が伸びていて、一日12時間、16時間働いている状況です。

〇 日本共産党 山添拓さんの労働実態調査に参加。
10代から30代の手取り20万円以上の人が半分。(新宿)
(例)月280時間勤務で月手取り12万のプログラマーがいる。
今、こういう時代なのです。

「サービス残業について」
6割の事業所でサービス残業が行われている。
10代から30代
サービス残業の被害総額約30兆円弱。
日本のGDP530兆円の5パーセントが残業代が支払われていない。
給料がそれだけ押さえられている。→企業の売り上げも下がる→給料が抑えられる。
30兆円がきちんと支払われたら、この5倍ぐらいGDPの経済効果がある。(乗数効果)

「経済ってなんだろう?」
経済は命の繋がり(カール・マルクス)
例)私が養鶏家だとする。飼料を買う。→育ててそれを肉屋に売る。→肉屋は肉を売る。→鶏を買った人がフライドチキンを作り食べる。→食べた人のエネルギーになる。→その人が鶏の飼料を作る。→私が飼料を買って鳥を育てる。
「生産」は「消費」によって次の「生産」につながっていく。

「経済成長とは何か?」
多くの政治家や経営家は経済界の人たちは「経済が衰退しているのは、労働者が働かないからだ。」と考えている。
だから安倍政権はブラック企業を合法化しつつ、自民党改憲草案で基本的人権を制限したいと考えている。
ところが、多くの人が生活を犠牲にして、労働者に働かせることで、経済成長につながると考えている。
一部の学者は経済成長を目指さずに、生活を大事にしましょう。とか、みんなで衰退を受け入れましょうと言う。
どちらの立場も、生活を犠牲にして企業が利益を出すことで経済が成長する、と認識を持っている。が、その認識が間違っている。
 
例)ジャイアンとのび太の話

のび太はジャイアンから真珠100個を全財産1万円で買った。ジャイアンは、真珠100個をのび太から買い戻すときに暴力をちらつかせて、最初の年1万円で売ったものを9000円で買い戻す。初年のGDPは19000円。
ジャイアンが暴力をちらつかせて、できるだけ最大限に利益を確保しようとした時の20年後のGDPは2567円になる。
10000円で買ったものを、9000円で売る。のび太さんは9000円しかない。それをジャイアンが買いたたこうとすると、8200円とかになる。こうやってのび太の収入もジャイアンの収入も減っていく。利益だけは増えていくが、GDPは減り続けていく。経済は金もうけだと思っているかもしれないけれど、経済システムは、資本主義も一緒で「誰かが利益を独占すれば、必ず全体が衰退する。」システムです。それを経済学者のほとんどが理解していない。
実はこれは何かに似ているとおもいませんか?
企業が内部留保をためる。貯蓄率下がっていって、給料も下がっていく、GDPも下がっていく。これ、すごく似てますよね。

日本高度の成長と停滞

高度経済成長

高度経済成長期に一番借金していたのは企業です。貯蓄をしていたのは家計。
利益を出して貯蓄する。企業が銀行を通して家計から借金をすることで経済が回っている。
給料をもらって、消費して残りの二割ぐらいを貯蓄してそれを融資して、全体に回っていたのが高度経済成長期でした。
それに対して、バブル以降何が起こったのか?
バブルの時に企業が借金して財テクに走った、銀行に乗せられて、絵とか土地とか買った。
借金して儲けるのが賢いということで。
ところが、バブル崩壊で資産価値が暴落してしまって、企業の借金が残った。
バランスシートが崩れる。
債務超過になってしまって、各企業が儲けた利益で借金返済に回す。
投資が激減をして経済が縮小。
その代わりに政府が莫大な財政支出を行った。→現在の財政危機の原因。
リチャード・クー (エコノミスト)

1998以降何が起こったか? 人件費抑制による経済停滞へ
97年の消費税増税と98年の金融恐慌
企業が賃金を抑制したために消費が停滞し、企業の売り上げが伸びなくなった。
過去30年間をみてみると、統計学的に言って、日本のGDPは99%給与所得によって決定されている。
要するに、給料を抑制したから消費が増えなくなった。
消費が停滞し、企業の利益がなくなりさらに給料が下がる。



人件費がなぜ抑制されたのか?

1998年 企業は金融危機と消費税増税による財政難もあって、人件費に手をつけた。
リストラをしたので、サービス残業をせざるを得なくなった。失業者が増えた。
サービス残業がサービス残業を産み、1社がサービス残業をすると、他の会社も追随してサービス残業せざるを得なくなる。こうなると、企業努力では歯止めが効かない。歯止めを効かせられるのは唯一政府。完全に政府の失政。
安倍政権はブラック化を止めようとしていない。

ブラック経済の自己強化メカニズム
賃金不況スパイラル
重要。98年ぐらいからリストラして、給与総額が低下したので個人消費が低迷して企業の業績が悪化したので、リストラをした。悪循環に突入。

失業者増加による給与低迷
サービス残業をさせると失業者が増える。サービス残業、28兆円の被害総額。サービス残業は違法でどろぼう、だから被害総額です。被害総額28兆円を平均的な給料、年収350万から400万円の給料を払ったら、800万人が雇用できる。サービス残業はそれだけ失業者を増やす。失業者を増やすと労働供給が低下するために、賃金は低下する。この人の代わりがいると思ったら、給料は下がる。完全失業率と給料の上昇率は非常に高い相関関係にある。

職場崩壊
リストラをする。残りの人が業務を押し付けられる。業務を押し付けられた人が耐え切れなくなって突然やめる。引き継ぎもないまま、うつ病になったり、突然出社拒否する。そうすると、残った人でサービス残業をして離職してということがあちこちで起こっている。ツイッターで「職場崩壊を経験したことがある」というアンケートをとったら、63%だった。

ブラック企業による業界ブラック化
ヤマダ電機、ワタミ、ユニクロ→ 積極的にサービス残業をさせて、価格を抑える。シェアを拡大する。
1社がサービス残業をやってしまうと業界の企業がサービス残業をやらざるを得なくなる。これも歯止めを効かせられるのは国しかない。

正規・非正規の二極化と相互強化
非正規の問題は重要だが、二次的な問題だと思っている。
ネオ・リベラリズムとか、竹中平蔵のせいで、派遣のせいで日本がだめになったとよく聞くと思われるが、その時期にはGDPは伸びている。
もっと手前で問題が発生している。98年によるリストラによるサービス残業が増加し失業者が増加し、それを背景に非正規雇用を制度化したので、労働者が2極化した。
派遣会社で最低賃金を切る給料というのはないが、正規で最低賃金を切るというのはある。
先ほど言った280時間働いて月の手取り給料12万円というのは、時給500円切っている。どう考えても正社員でしかありえない。

⑥ 労働生産性低下
 例)陸にあげられた金魚がいて、右側の池にはクロコダイル、左側がピラニアの池がある。右側に行ったらぱくっと食われるが、左側に行ったらちょくちょく食われてもうちょっと長生きできるというのが非正規だったりする。
正規雇用に耐えられなくなった人が、非正規雇用に選ぶということが起こっている。こういうことをしていると、労働生産性も下がる。


ブラック経済の精神的原因


日本人は、右から左まで、「自己を犠牲にして公に献身する」物語が大好き。そして、組織的な危機を末端の人間の自己犠牲を強要することで乗り切ろうとする。
(特攻隊・竹槍作戦など) 。ブラック企業はそうした自己否定的な精神性の土壌に育ってきた。
すなわち、日本を衰退させたブラック経済という問題は、自民党改憲草案や森友学園事件と根っこが一緒。人権意識の欠如こそがすべて。
森友学園問題で谷さえこさん、総理大臣夫人付が勝手にやったと言われている。

安倍はこれまでもブラック経済を推進してきたし、これからも必ず推進する。日本人が自己を犠牲にして国家のために働けば働くほど、日本が発展すると信じているから。 (戦後レジームからの脱却)
何が何でも消費税は減税しないし、ブラック企業は最終的に合法化する。
だから私たちはそういう意味で勝ち目はある。

未 来 の た め に
経 済 と い う 希 望


経済とは生命の問題であり、人権の問題である。
私たちがやらなければいけないこと。すでに20代、30代、40代の労働者はすでに戦争状態、奴隷状態にある。
少なくともそういう人が20パーセントから30パーセントいて、みんな友達から聞いて知っている。
そういうところで、「戦争反対」とか言うけど、私たちはすでに戦争状態なんですよと、なのにそっちは放置なんだと感じてしまう人はいる。それが正しいかどうかは別として、そう感じてしまうという事実がある。そういう状況で精神的に追い詰められているからこそ、ネトウヨ的な世界観に惹かれてしまう。
ある意味経済の問題が解決されれば、精神的な問題が解決される。
生活苦と労働苦からの救済の道を積極的に示すこと。
「衣食足りて礼節を知る」 (管仲)


経 済 回 復 の た め の 三 つ の ス テ ッ プ

① 消費税減税(8%→3%)
消費税を減税したら、使えるお金が増える。→企業の売り上げがあがる。

② サービス残業全廃
労働基準監督署の大幅強化(人数不足)
全国2900人しかいない。少なくとも10倍に増やす。
労働相談は全国で100万件
これでは監督官は査察に入れない。
企業はやりっぱなし。
サービス残業の厳罰化が必要。
雇用者が大幅に増えて、失業率が下がり、企業の売り上げも上がる。
そうすると、無理なく最低賃金も上げやすくなる。

③ 最低賃金アップ
企業の体力が上がったら、最低賃金1500円も実行可能。
この①~③の順番が大切。

ホ ワ イ ト 経 済 VSブ ラ ッ ク 経 済

設定すべき政治の対立軸
これは、基本的人権VS人権侵害の闘いであり、また日本国憲法VS自民党改憲草案の闘いである。

選挙って何か
対立軸は基本的人権だと思っています。
これだけの人権侵害を私たちは見過ごしてきた。労働者も唯々諾々とそれに従ってきたし、訴えたくても、訴える先がないという状況もあった。
これは奴隷制度に近い。
基本的人権と人権侵害の闘いであって、基本的人権を制限しようとする「自民党改憲草案」に対して、日本国憲法の精神をどれだけ守っていけるのかという闘いだと思うんです。
どのような政治的立場の人であれ、その人の人権を擁護する誠実さと博愛精神が、リベラル最大の武器である。

森友学園問題でメインプレーヤーの一人が菅野完さんだと思います。
もう一人が籠池理事長。
ある時まで、籠池さんは菅野さんと決定的に対立していた。少なくとも記者会見の時までは。ところが一夜明けたらくっついていた。これって安倍政権にとっては危機的な状況です。
なぜかというと、彼らに対する口利きや金銭授受、口止めの情報まで籠池理事長が持っている。だから、籠池理事長には安倍政権を倒す力を持っていたわけです。安倍は自分がやばいと思ったから、籠池さんを切り捨てたわけです。
切り捨てたところを拾ったのが、一番の批判者だった、菅野さんなわけです。
菅野さんが偉いところは、国と籠池氏の対立に関しては「人権を守る側」に立って、籠池氏を徹底して擁護するということを、実践したところだと思う。だからこそ、あれだけ政治的な思想とか、これまでの経緯を見て、対立してきた人たちでさえ、安倍に切られた状態でこちら側に寝返らせることができた。
そこは彼の誠実さであり、相手の人権を徹底して守るというその姿勢が奇跡的な結果を生み出せたと思う。
そこから私たちは、教訓を学んでいく必要があるのではないか。

私たちはどんな人であっても、ネトウヨであってもその人たちを味方につけなければ、選挙には勝てない。
その人たちを、いわゆる無党派層と言われる人たちを味方につけるためには、「私たちにとって一番の関心はあなたの人権なんですよ」とその気持ちだと思います。
それさえあれば伝わると思います。
これから選挙で闘って行くうえで一番大切だと思うし、その精神をもって、経済政策とかを提言していければと思います。
ご清聴ありがとうございました。














[2017/05/01 16:02] | 取り組み | コメント(0) |
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プロフィール

みなせん@西宮・芦屋

みなせん@西宮・芦屋

未来は選べる!選挙に行こう!
市民の力で政治を変えよう!  
        
選挙は、あなたが変わるチャンス!
家族、友人、職場、ご近所のいつものあの人と政治の話したことある?
憲法が変えられようとしているいまだからこそ、勇気を出して話してみよう!

未来は選べる!!

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