取り組み (16) 憲法のこと (1) 当会のこと (3)
せんきょ春 Cafe ~経済のおべんきょう~ 本当に財源ってないの?編 上田さち子さん
上田幸子さん

日本共産党 上田幸子さんにインタビュー 

聞き手 安保法制に反対するママと家族と有志の会 西宮らへん 大和陽子さん
20時~20時30分まで


大和さんインタビュー2 (1)



大和さん
上田さんは、1987年4月に西宮市議会議員に当選されて8期ということですが、30年以上西宮市議会で議員をされたということなんですが、上田さんのポスターを拝見しましても30年やってこられたとはとても思えないのですが、私もニューカマーで5年前に引っ越してきたので、そんな長い経験がおありだとは知らなかったのですけれども、お孫さんもいらっしゃるということで、お母さんとしてもお子さんを育てながら市議をやってこられたということでよろしいでしょうか?

上田議員
その通りです。30年前に一斉地方選挙がありまして、初当選をしたのですが、その時に二人娘がおりまして、小学生と中学生でした。その子供たちを育てながらということですね。もちろん、その時には連れ合いもおりますので、寄ってこってということで。

大和さん 
当時女性市議は多かったのですか?また、女性の市議会での活動についてやりやすかったことや、また反対にやりにくかったこと、子どもを育てながらの議員活動についての思い出など教えていただけますか?

上田議員 
女性の市議の割合は、昔からあまり変わっていませんね。
今日も一色さんもお見えなのですが、6人から7人はいましたね。
私は女性だから男性だからという気持ちは全くなく、市会議員というのは同じ目線で同じ立場で、女性であれ、男性であれ、くらしのこと、平和のことさまざまに論じあえるという立場で頑張ってきましたので、あまりそういう意識はしていません。
がこういうことがありました。

今は市全域で下水道は普及していますが、私が議員になったころは、下水道を推進しなければならない頃だった。下水道の補助金を国にもらいに行こうということで、下水道を進めるための議員連盟ということで、全議員が入っているのですが、東京に陳情に行ったりする。
甲子園の浜に浄化センターができていますが、竣工式のことを思い出します。当時、男性議長が「下水道の推進のために、女性議員を連れて国会に行った」という挨拶をした。


私たちピっときまして、こんなんほっとかれへんで(会場から笑い)ということで、帰ってすぐに女性の議員が集まって抗議に行こうということになりました。発言の取り消しを本会議でやってもらおうじゃないか、ということで動きまして、本会議で議長は陳謝をしました。全般的に女性に対する見方は少し差別的なところがあったのではないかなと思います。女性だから損をしたというようなことは、私の場合にはありませんでした。

大和さん
 まさかの発言ですが、私も今ぴりっとしました。おそらく今はそんなことを言う議員さんはいらっしゃらないだろうと期待したいと思います。

最後に 「今回は経済のおべんきょう 財源ってほんとにないの?」というタイトルで、上田さんにも共産党の財源の考え方について、数字でご説明していただきたいということで期待しております。
私たち国民はマスコミや政治家によって、「財源がない」と聞かされているので、それだったらどうしたらいいんだろうと思ったりするのですが、聞くところによると、金融資産は一千八百兆円と言われています。国のお金を回していったらいいのかと、ここからは上田さんにマイクをお渡しして、共産党の財源の考え方について説明いただきたいと思います。それでは上田さんよろしくお願いします。




「国の財政のあり方は、これでいいのか?」
                             日本共産党兵庫7区国政対策委員長 上田さち子さん


上田議員 
改めまして、こんばんは。ご紹介いただきましたわたくし日本共産党の兵庫7区国政対策委員長として、この1月から活動をしているところでございます。
30年前に西宮の市会議員を開始しておりましたので、今では議会の中では歳の上から3番目ということで、局長さんたちが私より年下になりました。
長いこと、市会議員としても活動させていただいております。

今日はみなせん@西宮・芦屋ということでお招きをいただきましたので、改めて国の財政のあり方これでいいのか、さきほどの岡田さんのお話も伺わせていただいて、共通点がたくさんあるなと思いました。要するに国民の懐が冷え取ったら経済は回らんのやということだろうと思います。
資料としてグラフも用意しています。
ちなみに西宮市の2017年度の予算をニュースにしたものもあります。

1、2017年度の国の予算の特徴

国の予算97兆4547億円 西宮市の3180億円  西宮の財政規模の300倍が国家予算。
新年度予算の特徴

① 「アベノミクス」と「消費税頼み」の行き詰まりと破綻。収支に四苦八苦している予算である。
アベノミクスで生活が良くなったという方はいらっしゃらないと思います。

アベノミクスとは
〇大胆な金融政策進める。
〇税制を変えていく。国債をどんどん発行。
〇規制緩和。色んな縛りを取っ払う。

大企業とか富裕層の方々の儲けを増やすために、アベノミクスというものがこの間取り組まれてきた。

その結果どうなったか?
〇 新年度予算では税収が1兆7740億円も落ち込んでいる。
〇 帳尻を合わせるために、国債を追加発行、1兆8526億円。

実質賃金が下がっている。右下下がりになっている。(図1名目賃金と実質賃金の推移)

アベノミクスは大企業が儲かったら、そのポタポタとおこぼれが労働者に落ちてきて、それが賃金に跳ね返ってくるんだと安倍総理はよく説明しているのですが、ほとんど労働者には還元されない状態が続いている。

家計消費はどうなったか?
〇 家計消費支出の推移→2年間連続して前年比で落ち込んでいる。(図2)
賃金が上がらないから、物を買わなくなっている。

アベノミクスはどこにいってるのか?

図9)大企業・資本家に優遇→資本金別の法人税負担率

10億円以上+連結→法人税率12%
1000万円まで→法人税率18・0%
500万円まで→法人税率18・8%
200万円まで→法人税19・3%
※中小企業よりも大企業が法人税は安くなっている。

図15)申告所得階級別の所得税負担率

1億円→28・7パーセント これがピークになっている。
100億円超では17・0%
※たくさん儲けている人ほど、所得税の負担割合が減っている。大企業と資産家に優遇している。

国の借金はどのくらいあるか?

国の借金→838兆円。日本の税収の15年分の借金をしている。一人当たり664万円。
そういう中で家計の消費は2年連続マイナス。消費税8%になっても全然景気はよくならないという状況が続いている。
とうとう、10%の消費税引き上げ時期を2年半延期せざるを得なかった。
これだけ見ただけでも、大企業だけが儲ければいいんだ、大資産家だけ儲かればいいんだというというやり方では立ち行かなくなっている。大破綻だということがお分かりいただけると思います。

消費税は法人税減税の穴埋めに(図16)
消費税導入29年 累計349兆円
法人税の減税280兆円を超えている。
※消費税をとっているが、その分法人税の減税で穴が開いたところに埋めている。

戦争する国づくりで大軍拡・・・5年連続で軍事費増(5兆1251億円)
アメリカの武器会社から爆買い。アメリカ軍と一体になって戦争するための武器を発注している。
アメリカのイージス艦を守るための護衛艦を(日本は必要ないはずなのに)購入している。
オスプレイ40機購入予定。
思いやり予算3985億円(前年比236億円)
税収が足らなくなっているのに、軍拡でどんどん税金使っている。結局私たちのくらしに予算ですよね。

昨日、国会で介護保険法の改悪を強行しました。
利用料、現役並みの所得のある方は、2割から3割になる。
70歳以上の医療費、1割から2割、3割になる。高齢者いじめが行われている。
文教予算(文化・教育に関する国家予算)も13億減っている。
中小企業対策費も毎年減らされている。

逆立ちしているなという日本の財政構造が、ということを強く感じた新年度予算でありました。
では日本共産党はどうするのか?


2 「消費税に頼らない別の道」・・・日本共産党の財源提案
消費税頼みでは景気はよくならない。きっぱりと決別する。


「日本共産党の税制改革による財政確保の見込み額」の表をごらんください。
大企業優遇税制 4・0兆円・・・例えば、トヨタが新しい車を開発するのに、研究開発で300億必要。→そのうちの1割は法人税から額そのものを引いてあげましょう。
法人税そのものは大企業が12%でしょ。中小企業が20パーセント。これをもとに戻す。研究開発減税はしない。そこで4兆円。
法人税率引き下げをやめる。中小企業は除く。→2兆円。
所得税、住民税、相続税→応能負担にする。

富裕層ってどんな方が知ってはりますか?(会場 笑)

富裕層122万世帯。
ここに272兆円の純金融資産がある。(ローンなどを差し引いたもの)
(5億円以上の資産を持つ人→超富裕層 +1億円以上5億円未満→富裕層)
3000万円未満→4173万人世帯
122万世帯は日本の世帯の2%です。
2013年から2015年にかけて増えている。
なぜか?減税によって、株式などの配当金などの減税している。
株で儲けた金を株式譲渡益と言う。10%→30%をしただけで、1兆円の税収見込み。
こういう税制改革をすることで、22兆円の税収が増える、というのが日本共産党の財源論の一つ目です。

もうひとつは、働き方の改革をする。
非正規から正規へ。残業代は支払う。上限決めて45時間にする。働いた分だけ賃金を払う。賃金が増えれば消費も増える。賃金が増えれば所得税も増える。
自然増の20兆円(10年ぐらい継続して)を足して40兆円の財源が生まれる。
今ぼろぼろになっている社会保障のために使わせる。
軍事費については、5兆円の半分の2・5兆円にする。
自衛隊の方々の賃金などもありますから、一度に削ることはできません。

思いやり予算3985億円はすべてなくす。これを使えば、30万人分の保育所ができる。保育士の方に賃金5万円のアップできる。3万円の奨学金を100万人の学生さんたちに提供できる。

日本共産党の財源論というのは、税金の集め方を今の大企業、資産家に優遇をやめて、能力に応じて税金を負担してもらうということと、その財源を使って税金の使い方を見直していく。そのためにも働き方改革をすすめることが大切だと思っている。
新年度予算から見ました、日本の財源のあり方の歪さと日本共産党の財源論、財政とはこうあるべきではないかというお話をさせていただきました。
どうもありがとうございました。

日本共産党 財源資料1
グラフ2





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[2017/05/05 20:56] | 取り組み | コメント(0) |
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